現代の私たちの暮らしは、目に「見えるもの」であふれています。
けれども、日本の文化は、そもそも「見えざるもの」とともに息づいてきました。
『仏教する日本Ⅰ〈見えるものと見えざるもの〉』(春秋社)は、 仏教学者・末木文美士を近江の地にお迎えし、 松岡正剛、福家俊彦とともに交わされた「還生の会」での対話を収録した一冊です。
宗教・哲学・文化・芸能を行き来しながら、 日本仏教を“感じる”という新たな視座から見なおし、 仏教を通して〈日本の本来〉と出会い直します。
【各章概要】
・第一章 日本仏教って、何だ!
末木文美士さんによる「顕れるもの(顕)」と「隠れるもの(冥)」という切り口から日本仏教の見方を手繰り寄せる。
・第二章 国家と宗教 -最澄の目指したもの
仏教が語りにくくなっているのはなぜか。最澄と空海が築いた日本仏教の基底をめぐって三者の考えが交差する。
・第三章 草木は成仏するか? -本覚思想をめぐって
905年に編纂された「古今和歌集」に注目し、和歌をめぐって日本人の自然観と安然の「草木国土悉皆成仏」を考える。
・第四章 中世仏教のダイナミズム -鎌倉仏教の転換
観世流能楽師の河村晴久氏の仕舞から「中世仏教」の話しへ。パブリックからプライベートへと転換する仏教の姿にふれる。
【還生の会season1】
「還生の会」は、仏教学者の末木文美士さんをお迎えして、近江ARSの松岡正剛と福家俊彦が日本仏教を広い視座から見直し、仏教を通して日本を見なおす会です。還生とは、「いったん冥界を体験したもの者が、ふたたび顕界に赴くこと」(『別日本で、いい』P256)で、バーチャルに行きながら、もう一度リアルに戻って往生するという意味が込められています。Season1(全8回)のうち、本著は第1~4回の内容を収録しました。
いま一度、本を媒介して、あの日の交わし合いにふれる。
日本仏教から日本の本来を見なおし、そしていまと将来を考える。
知る、学ぶだけではない、深い問いが刻まれた1冊です。
ぜひ、お手に取ってご覧ください。
全国の書店、Amazon、楽天ブックスなどネット書店で予約受付中。
予約・購入はこちら
*春秋社
https://www.shunjusha.co.jp/book/b665065.html
*Amazonからのご購入
https://www.amazon.co.jp/dp/4393134605
◎書籍情報
『仏教する日本 Ⅰ 見えるものと見えざるもの』
著者:松岡正剛、福家俊彦、末木文美士
編集協力:株式会社百間
定価:2750円(税込)
発行:株式会社春秋社
発売日:2025年10月21日
◎目次
第一章 日本仏教って、何だ!
第二章 国家と宗教 -最澄の目指したもの
第三章 草木は成仏するか? -本覚思想をめぐって
第四章 中世仏教のダイナミズム -鎌倉仏教の転換
◎概要
編集工学者・松岡正剛と三井寺長吏・福家俊彦、仏教学者・末木文美士が〈日本〉を説き明かす新しい試み。
日常の世界(顕)と神仏の世界(冥)の関係、日本仏教を特徴づけた最澄の大乗戒、日本人の自然観とつながる草木成仏説、鎌倉仏教の見直しなど、盛りだくさんのテーマを存分に語り合う。
『仏教する日本Ⅰ〈見えるものと見えざるもの〉』(春秋社)は、 仏教学者・末木文美士を近江の地にお迎えし、 松岡正剛、福家俊彦とともに交わされた「還生の会」での対話を収録した一冊です。
宗教・哲学・文化・芸能を行き来しながら、 日本仏教を“感じる”という新たな視座から見なおし、 仏教を通して〈日本の本来〉と出会い直します。
【各章概要】
・第一章 日本仏教って、何だ!
末木文美士さんによる「顕れるもの(顕)」と「隠れるもの(冥)」という切り口から日本仏教の見方を手繰り寄せる。
・第二章 国家と宗教 -最澄の目指したもの
仏教が語りにくくなっているのはなぜか。最澄と空海が築いた日本仏教の基底をめぐって三者の考えが交差する。
・第三章 草木は成仏するか? -本覚思想をめぐって
905年に編纂された「古今和歌集」に注目し、和歌をめぐって日本人の自然観と安然の「草木国土悉皆成仏」を考える。
・第四章 中世仏教のダイナミズム -鎌倉仏教の転換
観世流能楽師の河村晴久氏の仕舞から「中世仏教」の話しへ。パブリックからプライベートへと転換する仏教の姿にふれる。
【還生の会season1】
「還生の会」は、仏教学者の末木文美士さんをお迎えして、近江ARSの松岡正剛と福家俊彦が日本仏教を広い視座から見直し、仏教を通して日本を見なおす会です。還生とは、「いったん冥界を体験したもの者が、ふたたび顕界に赴くこと」(『別日本で、いい』P256)で、バーチャルに行きながら、もう一度リアルに戻って往生するという意味が込められています。Season1(全8回)のうち、本著は第1~4回の内容を収録しました。
いま一度、本を媒介して、あの日の交わし合いにふれる。
日本仏教から日本の本来を見なおし、そしていまと将来を考える。
知る、学ぶだけではない、深い問いが刻まれた1冊です。
ぜひ、お手に取ってご覧ください。
全国の書店、Amazon、楽天ブックスなどネット書店で予約受付中。
予約・購入はこちら
*春秋社
https://www.shunjusha.co.jp/book/b665065.html
*Amazonからのご購入
https://www.amazon.co.jp/dp/4393134605

『仏教する日本 Ⅰ 見えるものと見えざるもの』
著者:松岡正剛、福家俊彦、末木文美士
編集協力:株式会社百間
定価:2750円(税込)
発行:株式会社春秋社
発売日:2025年10月21日
◎目次
第一章 日本仏教って、何だ!
第二章 国家と宗教 -最澄の目指したもの
第三章 草木は成仏するか? -本覚思想をめぐって
第四章 中世仏教のダイナミズム -鎌倉仏教の転換
◎概要
編集工学者・松岡正剛と三井寺長吏・福家俊彦、仏教学者・末木文美士が〈日本〉を説き明かす新しい試み。
日常の世界(顕)と神仏の世界(冥)の関係、日本仏教を特徴づけた最澄の大乗戒、日本人の自然観とつながる草木成仏説、鎌倉仏教の見直しなど、盛りだくさんのテーマを存分に語り合う。