ふかく、
おもしろく、
へんな
日本を
仕立てる

むつかしい本たち

合理の試み。学の到達点。
実験の力。数式の魅力。
複雑なことはおもしろい。
未来への伝言がひそむから。

 合理の試み、学の到達点、実験の力、数式の魅力、これらは複雑であればあるほど面白い。さまざまな学問をとりあげる。哲学、キリスト教、仏教、社会思想、数学、科学、医療、そして世界の言語や代表的な百科全書が並ぶ。そういうアカデミックな書地なので、あえて「むつかしい本たち」というゾーンにした。そこには、未来への伝言がひそむ。

 ピタゴラスと孔子とブッダがつぶやけば、量子力学とポストモダンと人新世にまで風が吹く。古代ギリシアと中国で東西の哲人たちが築いた知の技法は、2000年にわたる百学連環の狼煙となった。キリスト教・イスラム教・仏教などの五大宗教は、神と人の物語をいまも人類に問いかける。天体観測と情報テクノロジーの進化は、パラダイムシフトの鍵と鍵穴となり、資本主義とグローバリズムの矛盾に抗うように、令和のニッポン思想やSDGsや新存在論が躍動する。書区は「哲学と哲人」「神の論理・仏の教義」「西の世界観」「数学を究める」「物質の科学」「人類と民族の学」など。

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