ふかく、
おもしろく、
へんな
日本を
仕立てる

EDIT TOWN ブックストリート
デザイン・アートワークに関するメッセージ

佐伯亮介 グラフィック・デザイナー サインデザイン

エディットタウンのサインデザインは、空間全体に広がる多層的な情報の中でも埋没せず、いかに各テーマを際立たせながらサインとして機能させられるかというチャレンジでした。アイコンが浮遊する立体的な「書域見出し」や、一つひとつデザインが異なる「書区見出し」など、画一的なサインではない、テーマ、見出しごとに個性のあるサインを目指しました。サインを道標に圧倒的な情報量の本の街を彷徨っていただけたら幸いです。

松田行正 グラフィック・デザイナー /
マツダオフィス / 牛若丸出版
シンボルデザイン

ETシンボルのデザインのご依頼を受けたとき、傲慢にいえば、ぼくしかできない仕事だと思いました。単なるイメージではなく、内容を十分反映してのデザイン化だったからです。すべてのシンボルには背景があり、それによって意味も生じます。だからといって、見ておもしろいものでなくてはなりません。そこで、「人間の営為による謎」を中心に据えました。多少マニアックですが、謎のあるシンボルの意味探しを試してみましょう。

美柑和俊 グラフィック・デザイナー / MIKAN-DESIGN ロゴデザイン

このEdit Townを訪れたほとんどの人たちは「ずっとここにいたい!」 と感じるのではないでしょうか。そんなふうに延々とこの本の街をさまようためには、空間自体がループしていればよいのでないかと考え、この一風変わった違い棚が、立体でループするようなシンボルマークをデザインするに至りました。何度回遊しても、「何か」や「どこか」が違ってみえるこの空間では、たくさんの本やディスプレイを通して、新しい発見や出会いへの期待に、胸躍ることでしょう。

中村碧 ディレクター / 百間 リコメンドルーフデザイン

リコメンドルーフ企画

ブックストリートの天井を賑わすリコメンドルーフは「本との出会い」を演出する空間装置です。それらは松岡正剛館長の「ブックウェア」という本の考え方にそったパネル群とオブジェ群の2つを組み合わせて構成しました。ここでは、本のタイトルや著者名、装幀、引用やページなどが関係づけられており、リコメンドされるような空間となっています。パネルは「本から本へ」の連想的な繋がりを表現し、各ETをまたいだ本を一緒に紹介しています。オブジェは「E Tの読み筋」にそったシンボルになっていて、例えばET7「イメージがいっぱい」では、本には愉快な魔物が棲んでいるつもりになって様々なクリエイティブな本と出会って欲しいという願いが込められています。また、ET3「むつかしい本たち」では、難解な本もどういう人が書いたのかを知るとちょっとだけ距離が縮まるところをヒントに、哲人偉人の顔を出しています。リコメンドルーフは、E T1〜9に並んでいる本たちが夜中に動きまわっているときの姿のようにも感じています。ブックストリートを通る際は、約100点におよぶ「本のデザイン」を見ながら、それぞれの書域の世界観を感じていただきたいと思います。

佐藤亜沙美 グラフィック・デザイナー / サトウサンカイ

リコメンドサイン

エディットタウンの本棚を現地で見て、知性が立体的に立ち上がっているような構成に圧倒されました。その空間を誘導するサインのデザインを任せていただくことになり、書籍が静ではなく動に感じられるようにしたいなと考え、各コーナーのテーマに呼応して、サインそのものの形も書体も色もバラバラにし、立体的な目印になるようなご提案をしました。サインの裏面には1〜9のコーナーをつなぐ言葉を配しています。空間を横断しながらその臨場感を目と言葉で楽しんでいただけたら嬉しいです。

富山庄太郎 グラフィック・デザイナー

リコメンドパネルデザイン

本の街の看板。エディットタウンに訪れる人達を、本の素晴らしい世界に呼び込むよう、このリコメンドルーフをデザインしました。統一感を持たずバラバラで多様なデザインは、香港のネオン看板のように大きい声で街を通り過ぎる人達を呼び止め、新たな本との出会いを演出します。タイポグラフィ、色彩、レイアウトともに太く大胆であることを心掛けています。リコメンドルーフがここを訪れる人達の読書体験に少しでも寄与出来ることを心より願っております。

川西遼平 ファッション・デザイナー アートワーク

ET8「ブックウエア」、
リコメンドパネルデザイン

松岡さんをはじめ、松岡正剛事務所の皆さんとの出会いは、もうかれこれ3年以上前に松岡さんに自分のデザインした洋服を着て、写真を撮らせて頂きたいとお願いした時からになります。その頃から「ブックウエア」の概念を形にできないかとお話しは、頂いており今回ET8の巨大な服の製作、ET1、ET2のグラフィックのデザインと監修をやらせて頂きました。特にET8の巨大な服の製作は、3年前に松岡さんと話させて頂いた内容を具現化できたのではないかと自負しています。テーマである「仕事も暮らしも」とは、この新しい時代、生活習慣が大きく変わった現代に自分も含め様々な人にとっての大きなテーマであると思います。ファッションを表現するキャンバスに選んだ私にとっては、ファッションそのものの持つ時代を反映させる力を今回のプロジェクトを通じて少しでも見ていただける方々に感じて頂けると幸いです。

ET1,ET2 グラフィックアシスタント:高畠新
ET8「ブックウエア」製作アシスタント:Ikuo Sakurai、川西悠大

佐貫絢郁 アーティスト

本棚劇場前のアート作品

ほそなが〜いバナーを3本制作しないかということでお話を頂きました。(結果的に5本になりました)普段は顔料や墨で麻紙に絵を描いているので、そのオファーにまずおどろきました。本の洞窟のような空間からすさまじい天井高の本棚劇場へと場が切り替わる位置に設置されるという事で、入口から続くリズムを断ち切るような極太のラインの幕を制作しました。横一列に並んだ人物の絵を横向きに設置しています。読めない文字のような絵です。

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